新刊書籍 
書影準備中 2014年10月10日発売予定
新装版 初期ギリシア哲学

ジョン・バーネット 著
西川 亮 著

A5判 上製カバー装 576頁
定価:本体7,000円+税
ISBN 978-4-7531-0321-8 C0030
    ― ギリシア哲学の初発の問いを若々しい学識で受け止めた書 ― 
 
 
本書はソクラテス以前のギリシア哲学草創の哲学者たちの研究書です。伝承記録を駆使して各哲学者の年代を決定し、断片の訳出と解釈によって、各哲学者の思想の本質と背景を文献学的に論考した、前スクラテス期の哲学研究における不朽の名著の完訳です。

※新装版の刊行に当り、神崎繁「ギリシア哲学の旅立ちへの初々しい道案内」を
  付す。


                新刊書籍
  2014年07月25日発売
経済的思考の転回
世紀転換期の統治と科学をめぐる知の系譜

桑田 学 著

四六判 上製カバー装 320頁
定価:本体3,000円+税
ISBN 978-4-7531-0320-1 C0010
               〈市場経済論のオルタナティヴ〉 
 
 新自由主義
といわれる現代の経済理論の中心は、すべてを商品化して計量する、いわゆる市場理論と言われるものです。この理論の創始者はF.A.ハイエクですが、彼の理論形成の時期は20世紀の発端の第一次と第二次の世界戦争の間でした。
 この時期は19世紀後半以降の熱学思想の進展が、ニュートン力学を基礎とする自然認識の根本的な変革を迫った世界認識の大転換の時期で、その影響を真正面から受け留めた経済思想を考えた人が本書の中心テーマのオットー・ノイラートです。彼の資源・エネルギーを含めた人間の生存条件を踏まえた統治の経済思想を、ハイエクの市場理論との比較を通じて明らかにする経済学史上の再発見です。


売行き良好書 
   2014年02月19日発売
日本を再発明する
時間、空間、ネーション


テッサ・モーリス=スズキ 著
伊藤 茂 訳

四六判 上製カバー装 308頁
定価:本体2.800円+税
ISBN 978-4-7531-0319-5 C0010
グローバル時代の日本研究の基本図書!

『辺境から眺める』で新鮮な日本論を展開して
日本の論壇にデビューした著者の理論的背景の展開。
自明視された均質な日本像を覆し、
複数の伝統が時間と空間の中で織り直され
境界線を越えていく姿を展望する。
国境を越え変化しつづける未来へ。

☆☆☆ 好評により重版しました! ☆☆☆
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売行き良好書 
  2013年07月22日発売
聖なるものの刻印
科学的合理性はなぜ盲目か


ジャン=ピエール・デュピュイ 著
西谷修・森元庸介・渡名喜庸哲 訳

四六判 上製カバー装 352頁
定価:本体3.200円+税
ISBN 978-4-7531-0318-8 C0010
       未来のない効率信仰よりも、カタストロフィへの目覚めを!

政治哲学から経済哲学、認知科学のみならず、現在、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長という原子力を含めた自然科学など、実に広範な学問分野にわたる現代知性の泰斗による思考の集大成。現代文明のグローバルに拡張される核エネルギー、IT、バイオ・ナノ・テクノロジー、金融工学などが、発展途上国を巻き込んで資源開発・乱獲に拍車をかけ、地球上の汚染を深刻化して、文明が破滅の淵に突進しようとしている現実とそれに盲目な学問批判。

※小社の好評既刊書 『経済の未来』 の著者デュピュイの最新作!


   売行き良好書
  2013年07月22日発売
パリ大全
パリを創った人々・パリが創った人々


エリック・アザン 著
杉村 昌昭 訳

A5判 上製カバー装 432頁
定価:本体4.500円+税
ISBN 978-4-7531-0315-7 C0010
              読んでから行くか、行ってから読むか
「幸せな気分になりたかったらこの本を買ってパリを散歩してみたらいい」
現地・フランスの雑誌がこのように喧伝した、パリ論の傑作。まるで、歴史上の人物たちと街角で交わり、また、歴史的建造物の建設現場に出くわしているかのような、臨場感溢れる、魅惑的な「パリ案内」。民衆が創りあげたパリへの瑞々しい感度をもって、「革命と芸術の都」パリの魅力を再認識するための、前例にない極上のガイドブック!

 
                 売行き良好書
  2013年01月22日発売
経済の未来
世界をその幻惑から解くために


ジャン=ピエール・デュピュイ 著
森元 庸介 訳

四六判 上製カバー装 280頁
定価:本体3.000円+税
ISBN 978-4-7531-0309-6 C0010 
2000年代以降、「破局主義」の概念をめぐる諸著作(『ツナミの小形而上学』、『チェルノブイリ』他)によって注目を集めた、ジャン=ピエール・デュピュイの金融危機=経済を中心にした最新作。本書は、2008年以来の金融危機を対象として、それが、市場万能主義という神話に基づいたパラドキシカルなメカニズムであり、その結果、現代のグローバル化世界では政治(社会保障、外交などあらゆる政策)が経済の関数に成り下がっていることに警鐘を鳴らす。


                売行き良好書 
  2012年09月24日発売
レイシズム・スタディーズ序説

鵜飼 哲 著
酒井 直樹 著
テッサ・モーリス=スズキ 著
李 孝徳 著

四六判 上製カバー装 320頁
定価:本体2.800円+税
ISBN 978-4-7531-0304-1 C0010
             ― レイシズムが立ち現われる現場 ―

近代化とグローバル化によって格差の拡大など複雑化した社会関係の総体を、〈レイシズム〉=隠蔽されたアイデンティティ・ポリティックスという視点から解明すると同時に、〈壁の崩壊〉以後の新たな国際関係史を素描する。


                売行き良好書  
   2012年11月09日発売
フクシマの後で
破局・技術・民主主義


ジャン・リュック=ナンシー 著
渡名喜 庸哲 訳

四六判 上製カバー装 208頁
定価:本体2.400円+税
ISBN 978-4-7531-0306-5 C0010
「フクシマ」は、単に原子力エネルギーの使用をめぐる機能不全に還元されるものではない。それは、人間が制御できないまでに肥大化した技術的・社会的・経済的な相互依存の複雑性へと、人間、生物、物、あるいは「力」など、あらゆるものを交換可能なかたちで吸収してしまう〈一般的等価性〉という体制を原理とする文明ではないか?
本書は、旧来の文明の方法では覆いきれない〈構え〉を、技術・民主主義の根本的な再検討を通じて示した新たな文明論的布置を展開する。

    2014年05月12日発売
地球と人類の歩み
ノアの洪水(紀元前6500)からキリスト生誕まで


土屋 榮夫 著

A5判 上製カバー装 264頁
定価:本体3,200円+税
ISBN 978-4-7531-0186-3 C0040
本書は、著者が少年時代からの地質学的関心から始まった地球環境史の足跡をまとめたものです。主眼はノアの洪水以来、地球規模での地殻大変動の歴史の解明ですが、それが地球外的な彗星の軌道変化にあるのではないかという大仮説です。
 皆さんは「イギリス海岸」という言葉をご存知でしょうか?これは花巻市の国指定名勝「イーハートーブの風景地」の一つです。当然宮沢賢治の作品に出てくる自然景観ですが、古代の景観や場所の認識に迫ろうとする想像力の豊かさの例証です。本書は、主観的な解釈も含むさまざまな空間認識の復元仮説に盛り上がっているイギリスの「ランドスケープ考古学」のごとく、著者畢生のリベラル・アーツです。 

  2013年11月22日発売
伴侶種宣言
犬と人の「重要な他者性」


ダナ・ハラウェイ 著
永野 文香 訳
波戸岡 景太 解説

四六判 上製カバー装 184頁
定価:本体2.400円+税
ISBN 978-4-7531-0317-1 C0010
  現代思想・科学論・フェミニズムの第一人者が「人間主義」を超える新しい
     他者論のために最先端の思想を凝縮した画期的マニフェスト!


セクシュアリティや種の違いのみならず、サイボーグのように生命と非生命の違いすら乗り越えて共に寄り添う〈重要な他者性〉としての伴侶種。
その伴侶としての犬との、愛とゲームと関係性という物語。

  2013年06月25日発売
国際原子力ロビーの犯罪
チェルノブイリから福島へ


コリン・コバヤシ 著

四六判 並製カバー装 240頁
定価:本体2.400円+税
ISBN 978-4-7531-0314-0 C0010
放射能問題は本当に収束したのか?原子力大国・フランスを知悉する著者が、福島に実害は出ないとうそぶく国連・WHOを籠絡した国際原子力ロビーの内実を分析し、ベラルーシ、ウクライナの現実から日本へ警鐘を鳴らす。

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