今日のアニミズム
奥野克巳、清水高志
人類学者・岩田慶治の仕事、テトラレンマをはじめとする仏教の思想と論理、そして現代において注目を集めるモノと人のネットワークを含む新たな存在論の議論から、「アニミズム」の今日性を問う文化人類学と哲学の対話。
目次
まえがき(清水高志)
第1章 アニミズム、無限の往還、崩れる壁(奥野克巳)
第2章 トライコトミー Trichotomy(三分法)、禅、アニミズム(清水高志)
第3章 対談Ⅰ(奥野克巳×清水高志)
第4章 他力論的アニミズム(奥野克巳)
第5章 アニミズム原論ーー《相依性》と情念の哲学(清水高志)
第6章 対談Ⅱ(奥野克巳×清水高志)
あとがき(奥野克巳)